「貯金しよう!」と決意したものの、なかなかお金が貯まらないと悩んではいませんか?
そんなときには、貯金や節約に関する本を読んで、お金の貯め方を勉強するのが手っ取り早いです。
世の中に貯金に関する本はたくさん出ていますが、その中から貯金が苦手な人にも役に立つ良書を10冊セレクトしてご紹介していきます。
本から貯金するコツやヒントを得て、お金を上手に増やしていきましょう!
貯金上手になれる!おすすめの本10選
ここではお金に関係する本のうち、特に貯金をメインに取り扱っている本を紹介していきます。
後半にはちょっと変わり種の書籍も紹介していますので、取り掛かりやすそうなものを探してみてください。
お金が貯まるのはどっち!?
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元銀行マンの菅井敏之さんが書いた書籍で
- 「賃貸か持ち家か?」
- 「メガバンクか信用金庫か?」
- 「定期保険か終身保険か?」
というように、多くの人が選択に迷うポイントを25個挙げ、すべて二者択一で示しています。
正解の選択肢では、「なぜお金が貯まるのか」を詳細に解説しているので、答えにも納得できるでしょう。
また、業界に詳しい筆者だからこそ書ける、銀行の選び方や保険の見直しのコツも満載ですよ。
「お金の貯め方を専門家から聞いてみたい」という人におすすめの本です!
やたらとお金が貯まる人の習慣
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お金に関する本を多数出している、経営コンサルタントの本田健さんが書いた本です。
- 「収入を増やす」
- 「支出を減らす」
- 「お金を守る」
- 「お金に働いてもらう」
上記の4つにふれながら、「お金が貯まる人はどんな行動や考え方をしているか」を紹介しています。
この本にある内容を実践していけば、周囲の人やお金そのものに振り回されることなく、自分のペースでお金を貯められる体質になっていけるでしょう。
年収200万円からの貯金生活宣言
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貯金ゼロの家計を数多く立て直してきたことで有名な、家計再生コンサルタント・横山光昭さんの書籍です。
タイトルからもわかる通り、この本では「年収200万円」という具体的なモデルケースを使い、それに合った貯金方法を解説しています。
近年では、年収200万円の人も増えているので、より身近な問題として感じやすいのではないでしょうか。
この本の流れは、使ったお金を
- 「消費」=生活に必要な出費
- 「浪費」=生活に必要ない出費
- 「投資」=生活には関係しないが、将来役立つ出費
の3つに分類して家計簿をつけ、できるだけ「浪費」を減らすというもの。
シンプルな方法ですが、やり方が明確に書かれているので、貯金がうまくいかなかった人でも実践しやすいですよ。
90日間 貯金生活実践ノート
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この本も、家計再生コンサルタント・横山光昭さんの書籍です。
「実践ノート」なので、ただ読むだけの本ではなく、貯金力を身につけるのに役立ちます。
前項の「年収200万円からの貯金生活宣言」で学んだ、「消費」「浪費」「投資」に分けてノートに記入することで、90日かけて貯金体質に変えていくのです。
したがって、「年収200万円からの貯金生活宣言」とセットで使うことをおすすめします。
オトナ女子のお金の貯め方増やし方BOOK
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この本は、「お金について考えたいけど、計算や数字が苦手!」という女性向けに書かれた書籍です。
step
1お金の基本を学ぶ
step
2初心者でもできる貯め方・増やし方を学ぶ
と順序立てた流れになっているので、読んでいくうちに、自然と知識が蓄えられていくでしょう。
計算や数字に苦手意識を持つ女子でも読み切れるよう、文字だけでなく、イラストも効果的に使ってわかりやすく書かれています。
入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?
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資産運用のコンサルタントの工藤将太郎さんが、社会人一年生向けに書いた本です。
「若いうちは貯まる『仕組み』を作り、時間を味方につけてコツコツ貯めよう!」というテーマで、この本は書かれています。
著者の仕事柄、豊富なデータや経験をもとに書かれた本書には、説得力がありますよ。
手間をかけず、ほったらかしでお金が貯まる方法が具体的に書かれており、社会人だけでなく、貯金を始めたばかりの人にも参考になるでしょう。
日経WOMAN
出典:Amazon
こちらは、女性向けに書かれた経済雑誌です。お金に関する特集が多く組まれており、知識のない女性でもわかりやすい内容になっています。
経済雑誌といっても堅苦しいものではありません。幅広い年代の働く女性たちが実践している
- 貯金のやり方
- 節約術や仕事術
などが、カラー写真やインタビューも交えながら、たくさん紹介されています。
写真や実例が多いと、テキストだけの書籍よりも「やってみよう!」という気になりますよね。
月刊誌タイプで常に情報が更新されているため、「新しい情報を入手したい」という女性に特におすすめの本です。
貯金兄弟
出典:Amazon
「貯金兄弟」は、経営コンサルタントが書いたお金をテーマにした小説です。
- 大卒で広告代理店に勤める兄(エリートだが浪費家)
- 高卒で消防士になった弟(高卒だが倹約家)
という2人の兄弟が主人公です。
2人の対照的な金銭感覚やお金との付き合い方を通して、読者が「お金の知識」を学べるようになっています。
ビジネス書が苦手な人でも、小説ならスラスラ読める人も多いのではないでしょうか?
10万円貯まる本「人生の金言 名言版」
出典:Amazon
この本は、500円玉貯金ブームの火付け役ともなった、「10万円貯まる本」シリーズの1冊です。
本を開くと500円玉をはめ込む穴がついていて、すべての穴に500円玉が入ると、10万円貯められる仕組みになっています。
さらにこの本では、500円玉用の穴の隣に「人生の金言・名言」も書かれていて、貯金しながらタメになる格言を学べるというおまけ付き。
貯金箱では貯まった額がわかりにくいですが、この本ならいくら貯まったのかがわかりやすいので、モチベーションも保ちやすいでしょう。
日めくり 1ヶ月で1万円貯まる 31のかんたん貯金習慣
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こちらも前項の「10万円貯まる本」と同様に変わり種で、本ではなく、貯金に関する知識を1日1つ学べる日めくりカレンダーになります。
本や雑誌には、貯金に関する知識や方法がたくさん載っていますが、全部を理解・実践するのは大変ですよね。
しかしこのカレンダーは、1日につき1つの知識だけなので、覚えるのはそれほど大変ではないはず。さらに、
- 自販機に別れを告げる日
- ATMの怖い話
- 浪費家ホイホイ ポイントの誘惑
という具合に、コミカルな文体とイラストで表示されているので、クスッとしながら学べることでしょう。
「本は情報が多すぎてついていけない・・・」という人におすすめの一冊です。
節約術が学べるおすすめの本5選
ここまでは「貯金」をメインに扱っている本をご紹介してきました。
ただ、貯金するだけのお金をつくるには、「節約」について学ぶのも欠かせません。
というわけで、番外編として「節約」をメインに扱っている書籍も5冊ご紹介していきます!
節約ハック大百科
出典:Amazon
この本は、節約ブログとして有名な、「ノマド的節約術」を運営している松本博樹さんが書いたものです。
タイトルに「大百科」とあるように、節約に役立つ情報がたくさん盛り込まれています。
成功体験や失敗談も載っているので、知識がより身近に感じられるでしょう。
かなりボリュームがある本なので、目次から自分に必要な知識をピックアップして学ぶ、という使い方がおすすめです。
賢い人のシンプル節約術
出典:Amazon
同書は世界的ベストセラーにもなった一冊です。
外国の方が著者なので、内容のすべてが日本の状況に合致するわけではありませんが、節約をするうえでの根本的な部分は十分学べるでしょう。
また、日本人にはないユーモアを交えているので、読み物としても楽しめますよ♪
給料減っても貯金が増える本
出典:Amazon
なかなか衝撃的なタイトルですが、今の日本で「給料が減る」というのは、決して他人事ではありません。
同書では、経済的に厳しくても少しずつ工夫を積み重ねていけば、貯金はできると述べています。
- 通信費の見直し
- 公共施設や会員カードの上手な利用法
など、すぐに始められる節約術ばかりですので、複数同時に試してみるのがおすすめです。
0円・50円・100円 節約ラクうまおかず524―ムダなし!手間なし!太らない!
出典:Amazon
タイトルですべてわかりますが、コストをかけずに作れるおかずが、524種類も紹介されている本です。
毎日の食費を抑えられれば、貯金するだけのお金は十分つくれますし、これだけのレシピがあれば日々のメニューに困ることもなくなるでしょう。
紹介されているおかずは、ただ安上がりというだけではなく
- ボリュームたっぷり
- 健康的なカロリー
- 時短でできる
などの特徴も兼ね備えているので、家事や仕事で忙しい女性にピッタリですね♪
節約女王のお金が貯まる冷蔵庫
出典:Amazon
この本は、15万人を超えるフォロワーを持ち、節約女王の異名を持つ武田真由美さんが書いたものです。
- 中がギューギュー詰め
- 消費期限切れの調味料がいっぱい
- 野菜室には使い忘れて変色した野菜の山
などのダメダメ冷蔵庫を、「お金の貯まるスッキリ冷蔵庫」に生まれ変わらせるテクニックがたくさん紹介されています。
料理や節約が苦手でもできる技ばかりで、たとえば
- 食材をラクに使いきるテクニック
- 買い物のコツ
など、家計を管理するうえで気になるコンテンツが満載です。
「節約するならまずは食費から」と考える人に、特におすすめしたい本と言えます。
まとめ
貯金に関する良書10冊と、節約に関する良書5冊をご紹介しました。
それぞれ特徴がある本ばかりなので、「読みやすそうだな」と思った本から、どんどん読んでいってください。
そして何より、本を読んだだけで満足せずに、得た知識を実践することが重要です。
無理なく貯金できるよう、本にある情報を有効活用していきましょう!
この記事を書いた人

- 元気な引きこもりWebライター兼Web編集者。出版社に約10年勤めたものの、会社の環境が合わなくなり、ストレスで体を壊して退社。ただまぁ、せっかく身につけたスキルは活かしたいよなぁということで、フリーランスとして記事を書いたり校正したりと、なんやかんやで文章に関わる仕事をしてます!パソコンをカタカタしながら、お気に入りの音楽を聞き、お気に入りのコンビニスイーツ&フルーツを食べるのが至福のとき。