生活費を節約するうえで、節約グッズは欠かせないもの。
とはいえ、「節約になるから」と手当り次第にグッズを買っても、お金の無駄になるだけです。
この記事では、日常生活のシーンごとに便利グッズを紹介していきますので、必要になりそうなグッズを試してみてくださいね。
もくじ
節約グッズは使い分けると効果アップ
節約グッズは使える場所が限られているので、1つで得られる節約効果は、それほど大きくありません。
しかし、複数のグッズを使い分ければ、互いに作用しあい、光熱費の節約効果がアップします♪
節約したい箇所が複数あるのなら、それぞれにグッズを配置し、チリツモで節約するようにしましょう。
次からは、おすすめの節約グッズを、家庭内の場所ごとに紹介していきます。
リビングで使える節約グッズ
まずは、家の中で過ごす時間が最も多いであろうリビングです。
LEDシーリングライト
出典:Amazon
リビングの電灯は、白熱電球から、LEDライトに切り替えるのがおすすめです。
初期費用は白熱電球より高くなりますが、
- 白熱電球より寿命が長いので、買い換える回数が減る
- 白熱電球より電気代がかからない
という点から、結果的にはLEDの方がお得になります。
白熱電球の寿命は、約1,000時間であるのに対して、LEDライトの寿命は、4万時間程と長持ちします。(出典:パナソニック)
また、1年間の電気代を比較すると、白熱電球(60W電球)は約4,700円で、LEDライト(小形電球 / ダウンライト)は約615円となり、こちらもかなりの差があります。(出典:パナソニック)
ここで紹介したLEDライトは、光の量や色を細かく調整できるので、状況にあった使い方ができますよ♪
電源タップ
出典:Amazon
平成24年度の「待機時消費電力調査報告書」によると、1世帯あたりの待機電力の消費量は、年間消費量(4,432kWh)の5.1%に相当するとのことです。(出典:資源エネルギー庁)
待機電力の節約には、「使わない時はコンセントを抜く」という方法がありますが、家中のコンセントを抜いて回るのは面倒ですよね。
その点、電源タップを準備すれば、使っていないコンセントのスイッチを切るだけで済みます。
動作が楽になれば、それだけ続けやすくなるので、節約効果が上がるでしょう。
ここで紹介した電源タップは、ほこりシャッター付きなので、コンセントの穴の部分に、ほこりがたまって火災の原因になるのを防げます。
遮光・遮熱カーテン
出典:Amazon
リビングのカーテンを、遮光・遮熱のものに変えると、電気代の節約につながります。
室外と室内をカーテンで遮断することで、室内の冷暖房の効果を保てるからです。
遮光・遮熱カーテンは、夏は外から熱気が入るのを防ぎ、冬は外の冷気をカットしてくれます。
- 夏:エアコンや扇風機にかかる電気代
- 冬:ストーブやファンヒーターの燃料代
上記の節約にもなりますね。
ここで紹介するカーテンは、遮光率99.99%以上の一級遮光カーテンです。
日差しを遮りながら、外からの熱線・太陽光をしっかりカットします。
キッチンで使える節約グッズ
キッチンは、家の中でも家電や消耗品が特に多いエリアです。
ここでは、キッチン周りで使える節約グッズを紹介します。
エコポン
出典:Amazon
食器や調理器具を洗う際、「スポンジに洗剤をつけすぎた!」ということはありませんか?
そんなとき、常に一定量の洗剤を出すエコポンを使えば、洗剤の無駄遣いを防げます。
1回の洗い物で節約できる洗剤の量はわずかでも、それが毎日積み重なれば、洗剤を買い足す回数は確実に減りますよ。
エコポンは、スポンジを持った手で、洗剤補給が簡単にできるディスペンサーです。
ワンプッシュで1ccの洗剤がでてきます♪
冷蔵庫カーテン
出典:Amazon
冷蔵庫の開閉が多いと、電気代が余計にかかります。
環境省によると、冷蔵庫のドアの開閉を50回行った場合、25回の場合にくらべて、消費電力量が約6%も増加してしまうそうです。(出典:環境省)
冷蔵庫カーテンには、庫内の冷気が外に逃げるのを防ぐ効果があり、扉を開けた時も冷蔵庫内の温度をキープするので、余計な電気代を使わずに済みます。
100円ショップにも、冷蔵庫カーテンは置いてありますが、機能面を考えるとあまりおすすめできません。
ここで紹介した冷蔵庫カーテンは、取り付けが楽な吸盤タイプで、自宅の冷蔵庫に合わせて、好きな大きさにカットして使えます。
シリコンスチーマー
出典:Amazon
最近、電子レンジで調理できるグッズがたくさん販売されています。
その中でも、特に使い勝手が良いものが「シリコンスチーマー」です。
ガス代を抑えられるだけでなく、スチーマーの中に具材を入れて電子レンジでチンすれば良いだけ、という手軽さで人気を集めています。
ガス代を節約できるうえに時短にもなるので、料理を良くする人におすすめのグッズです。
お風呂で使える節約グッズ
お風呂は、家の中でもガス代と水道代が特にかかる場所なので、グッズを使えばまとまった金額の節約が可能でしょう。
お風呂のアルミ保温シート
出典:Amazon
浴槽にお湯を溜めた後、アルミ保温シートでお湯が冷めないようにするだけで、電気代が節約できます。
時間が経ってから入浴する場合でも、追い焚きや足し湯をする頻度が減るからです。
1回の追い焚きや足し湯では、光熱費と水道代を合わせると、およそ100円前後かかります。
回数を減らすことができれば、お風呂にかかる費用をぐっと抑えられるでしょう。
特に、冬はお湯が冷めやすいので、アルミ保温シートは効果的ですよ。
お風呂のガス代・水道代の節約については、以下の記事に詳しくまとめています!
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お風呂の節約は水道代とガス代がポイント!節約術と便利グッズを駆使しよう
寒い日は毎日お風呂に入りたくなりますが、気になるのが「コスト」です。 お風呂を沸かすのに欠かせない、水道代とガス代を節約 ...
節水シャワーヘッド
出典:Amazon
シャワーヘッドを、節水タイプの物に変えるだけで、意識しなくても水道代の節約になります。
シャワーは、使う時間が長くなるほど、ガス代や水道代がかかります。
使用時間を短くするのが節約には有効ですが、毎回時間を気にしながらシャワーするのは、疲れてしまいますよね・・・。
それよりは、シャワーヘッドを変えて、楽に節約する方が続けやすいでしょう。
ここで紹介する節水シャワーヘッドは、取り付けが簡単で、節水しながらも十分な水圧を感じられますよ。
また、ボタンひとつで、シャワーの一時止水・通水切り替えが可能で、一般的なシャワーヘッドより便利に使えます!
詰め替えそのまま
出典:Amazon
お風呂場に、シャンプーやボディソープの本体ボトルが、たくさん置いてありませんか?
家族が増えれば、使うボトルも増え、かなりゴチャゴチャになるはず。
そんなときには、「詰め替えそのまま」というグッズを使って、詰め替え袋のままお風呂場に吊るすのがおすすめです。
お風呂場がスッキリするだけでなく、本体のボトルを買う必要がなくなるので、お風呂にかかる消耗品費を減らせます。
トイレで使える節約グッズ
トイレはお風呂に次いで水を使う場所なので、節水に特化したグッズをご紹介します。
ウォーターセーバー
出典:Amazon
ウォーターセーバーは、トイレのタンク内に取り付けるだけで、水量を抑えてくれるグッズです。
自力でトイレの水量調節をするのはなかなか難しいですが、ウォーターセーバーは誰でも簡単に取り付けられます。
特に、以下のケースでおすすめです。
- トイレの型が古く、節水機能が無い
- 簡単に水道代を節約できるグッズを探している
トイレは1日に何回も利用する場所ですから、1回で節約できる水量が多くなくても、回数が積み重なれば、まとまった金額を節約できるでしょう。
トイレの節約・節水については、以下の記事に詳しくまとめています!
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トイレの節水方法6選!節水グッズを使って賢く水道代を節約しよう
毎月の光熱費で「意外と水道代にお金がかかっている」と感じていませんか? 実は、家庭の水道代の多くを占めているのがトイレで ...
トイレの音消しECOメロディII
出典:Amazon
トイレに音消しグッズを付けると、水道代が節約できます。
用を足す音が気になる場合に、無駄にトイレの水を流すのを防げるからです。
機械の取り付けとなると、コストがかかるように感じるかもしれませんね。
ここで紹介したグッズのように、シンプルな物は数千円程度で購入できます♪
トイレの水を流す回数が減れば、ダイレクトに水道代の節約につながりますよ。
洗濯で使える節約グッズ
毎日行う洗濯でも、細かなところでグッズを使った節約ができます。
ランドリーボール
出典:Amazon
乾燥機能付きの洗濯機を使っている人は、ランドリーボールを洗濯機の中に入れておくと、電気代の節約ができます。
ランドリーボールにより洗濯物どうしの絡み合いが減り、乾燥時間を短くできるからです。
バンクーバー経済新聞によると、商品開発したランドリーボールの実証実験で、1回の乾燥時間を25~50%短くできたそうです。(出典:バンクーバー経済新聞)
絡み合いが減れば洗濯物の傷みも減るので、一石二鳥ですね。
アカパックン
出典:Amazon
洗濯で、お風呂の残り湯を使う人は多いでしょう。
その際、残り湯がキレイであった方が、洗濯で使う洗剤が少なくて済むので、消耗品費を抑えられます。
ここで紹介する「アカパックン」は、湯垢や皮脂汚れを吸着する効果があります。
使い方はお風呂のお湯に浮かべておくだけなので、とても簡単ですよ。
湯渡り上手2
出典:Amazon
「お風呂の残り湯を洗濯に使いたいけど、洗濯機まで移すのが面倒で、洗濯機の水を使っていた」という人は、専用のグッズを使ってみましょう。
ここで紹介した「湯渡り上手2」はポンプ式なので、お風呂と洗濯機それぞれにホースを入れるだけで、簡単にお湯の移動ができます。
毎分、約7.5リットルの量を移動できるので、時短にもなります。
重い残り湯を、バケツで浴槽からくみ上げる労力からも解放されますよ♪
まとめ
日常生活のシーン別にさまざまなグッズを紹介してきましたが、すべてを試す必要はありません。
どこか一か所だけでも、ちゃんと続けていけば節約になります。
せっかく購入したグッズが無駄になるのは避けたいので、本当に必要なものかをしっかり見極めた上で、購入するようにしてくださいね。
この記事を書いた人

- 元気な引きこもりWebライター兼Web編集者。出版社に約10年勤めたものの、会社の環境が合わなくなり、ストレスで体を壊して退社。ただまぁ、せっかく身につけたスキルは活かしたいよなぁということで、フリーランスとして記事を書いたり校正したりと、なんやかんやで文章に関わる仕事をしてます!パソコンをカタカタしながら、お気に入りの音楽を聞き、お気に入りのコンビニスイーツ&フルーツを食べるのが至福のとき。