食費

投稿日:2019年12月22日 更新日:

おせち料理を手作りしたら予算はいくら必要?手作りにおすすめの食材は?

ぽけっと編集部

ぽけっと編集部

はじめに

買うと高くなりがちなおせち料理。 「自分で手作りしてみようかな!」と思ったことはありませんか?

でも、材料費や手間がどれくらいかかるのかわかりませんよね。結局、「手作りするか決められなくて買ってしまう・・・。」というのも珍しくないと思います。

今回は、おせち料理を手作りする場合の予算や、手作りするのに向いている食材について紹介します。

みなさんのおせち料理作りの参考になれば嬉しいです。

 

おせち料理の材料費はいくらかかる?予算はどれくらい?

おせち料理は「贅沢品で買うと高い」というイメージがあると思います。 では、手作りすればコストを抑えることができるでしょうか?

そこで、一般的なおせち料理の食材12品をピックアップしました。

それぞれの食材を手作りした場合の

  • 材料費の目安
  • 作りやすさ

を一覧で紹介します。

食材材料費の目安作りやすさの4段階(※)
紅白なます100~300円
酢れんこん300~500円
叩きごぼう200~500円
ぶりの照り焼き500~2,000円
煮しめ1,000~2,000円
栗きんとん500~2,000円
田作り300~1,000円
数の子2,000~5,000円
黒豆400~1,300円
伊達巻き100~500円
海老のうま煮 1,000~4,000円×
ローストビーフ1,000~5,000円×
重箱、飾りなど3,000~5,000円-

※作りやすさの4段階

◎・・・手作りにとても向いている食材

〇・・・手作りに向いている食材

△・・・手作りにあまり向いていない食材

× ・・・手作りに向いていない食材

食材費はあくまで一例ですので参考程度に目を通して下さい。

作りやすさについても、料理の経験などによって感じ方が異なります。

後で紹介する各食材の作り方のポイントを見ながら、ご自身のレベルに合わせて決めるといいでしょう。

 

全部おせち料理を手作りするといくらになる?

上記の一覧表の12品の材料費を合計すると、7,400円~24,100円の費用がかかります。

また、重箱や盛付けに使う飾り品などを含め、3,000~5,000円くらい上乗せして見積もると、総額で10,400円~29,100円程度の費用が見込まれることに。

およそ30,000円という金額を見て、

「わざわざ手作りしないで買った方がいいのかも・・・」
と思われた方もいるかもしれませんね。

でも、まだ諦めるのは早いですよ!

これはすべての食材を手作りした場合の費用の目安です。食材によっては、手作りするよりも既製品やお惣菜を買った方が安くできる場合もあります。

既製品など取り入れながらやりくりできれば、予算を10,000円以内に抑えることもできるんです!

 

初心者でも簡単に安く手作りできる!おすすめのおせち料理5選

どんなに材料費が安くすんでも、手間や時間がかかりすぎるのは困りますよね。

そこで、先程のリストを元に、手間やコストもかからず、手作りしやすい食材を紹介します。 「私でも作れそうかな?」という視点で読み進めてみて下さい。

手作りにとても向いている食材は、最初の表に「◎」がついている以下の5品になります。

手作りにおすすめ

  • 紅白なます
  • 酢レンコン
  • 叩きごぼう
  • ぶりの照り焼き
  • 煮しめ

この5品に共通している点が3つあります。

  1. 材料費が安い
  2. お正月に限らず日頃から食べ慣れている
  3. 作り置きができる

ということです。

材料がいつでもどこでも安い価格で手に入るのは、手作りする上では大事なポイント。

また、レシピを一から調べなくても作れてしまうので、時短で失敗が少ないのも魅力ですよね。

日持ちする食材が多いので、作り置きができて忙しい年末にも助かります。

以下に調理のポイントを載せておくのでぜひチャレンジしてみてください。

 

紅白なます

材料:大根、人参

調味料:砂糖、酢、塩

材料費:100~300円

所要時間目安:約20分

調理のポイント:野菜を千切りにして塩でもみ、水気をよく絞って調味料と合わせる。

仕上げに白ごまやゆずの皮を飾るとワンランクアップの仕上がりに。

 

酢レンコン

材料:レンコン、昆布、輪切り唐辛子

調味料:みりん、砂糖、酢、水

材料費:300~500円

所要時間目安:約30分

調理のポイント:レンコンを花の形に飾り切りするのが少し手間と感じるかも。 難しいと感じたら飾り切りは省いてもOK。

漬けタレはしっかり冷まし、茹でたレンコンはアツアツのうちにタレに漬け込む。

 

叩きごぼう

材料:ごぼう、いりごま

調味料:しょうゆ、みりん、酢

材料費:200~500円

所要時間目安:約30分

調理のポイント:ごぼうは土付きの方が香りがよく風味も豊か。

ごぼうの太さを揃えて切り、包丁の背で軽く叩くと味もしみこみ柔らかくなる。

茹でたごぼうは熱いうちに調味料と和える。

 

ぶりの照り焼き

材料:ぶり

調味料:しょうゆ、みりん、砂糖、酒

材料費:500~2,000円

所要時間目安:約50分

調理のポイント:ぶりは生臭いニオイを出さないため、塩をふってから30分しっかりと置く。

ぶりを小麦粉につけて焼き一度取り出す。

油を拭き取ってからタレを煮立たせ、ぶりを戻し照りが出るまで一気に煮詰める。焦げに気をつけて。

 

煮しめ

材料:たけのこ、ごぼう、里芋、レンコン、こんにゃく、人参、干し椎茸、絹さや、鳥ももも肉

調味料:めんつゆ、和風だし(顆粒)、水

材料費:1,000~2,000円

所要時間目安:約50分

調理のポイント:干し椎茸を水で戻しておく。

ごぼう、たけのこ、レンコンなどの根菜は水ににつけてアク抜きを。

人参やこんにゃくなどの飾り切りは余裕があればでOK。

椎茸の戻し汁を使えば、和風だし(顆粒)とめんつゆの味付けでも美味しい。

 

初心者が手作りしても失敗しにくいおせち料理2選

栗きんとんや田作りも、材料費が比較的安く少ない材料で作ることができるので、手作りに向いています。

ただし、裏ごしの手間がかかったり、タレを煮詰めて作るので焦げつきによる失敗も。

鍋から離れることができないので、時間にゆとりのある時に作ることをおすすめします。

 

栗きんとん

材料:さつまいも、栗の甘露煮

調味料:塩

材料費:500~2,000円

所要時間目安:約50分

調理のポイント:さつまいもを柔らかくなるまで茹で、ヘラで潰して裏ごしする。

しっとり系の品種である紅はるかなどを使うと裏ごしも楽で食感もなめらか。

餡をねってツヤを出すので、腕の力が必要に。最後に栗を加えて完成。

 

田作り

材料:ごまめ

調味料:しょうゆ、みりん、砂糖、酒

材料費:300~1000円

所要時間目安:約30分

調理のポイント:ごまめを15分程度フライパンで弱火で炒り、しっかりと水分を飛ばす。

調味料を沸騰させたら弱火にして煮詰め、とろみをつける。

炒ったごまめを加えて絡め、クッキングシートに重ならないように並べる。

 

手作りはやや難あり。中級者向けのおせち料理

最初の表に「△」となっている3品を紹介します。

  • 数の子
  • 黒豆
  • 伊達巻き

材料費が比較的安く、揃える材料も少なくてすみますが、完成までに時間がかかるのが特徴です。

事前に水につけておいたり、一晩寝かせたり、という工程が気にならないようであれば手作りしてみるといいかもしれません。

 

数の子

材料:数の子

調味料:和風だし、うす口しょうゆ、酒、みりん

材料費:2,000~5,000円

所要時間目安:約1~2日

調理のポイント:数の子は塩抜きをし(半日~1日)、薄皮を取り除く。出汁を作って冷まし、数の子を漬け込む。

塩抜き加減によっては味気なかったり、出汁によっては薄味になりがち。

手作りしても既製品を購入しても価格に大きな差はない。

 

黒豆

材料:黒豆

調味料:砂糖、水、しょうゆ、塩、重曹

材料費:400~1,300円

所要時間目安:約1~2日

調理のポイント:黒豆は洗ってザルにあげ、調味料を入れた鍋で最低3時間置いておく。

その後中火にかけ、アクをとり、蓋をして6時間以上煮込む。 豆が手でつぶせるようになったら火を止め、そのまま一晩おく。

保存した時に皮がシワシワになってしまう失敗例が多い。

 

伊達巻き

材料:卵、はんぺん

調味料:砂糖、塩

材料費:100~500円円

所要時間目安:約1時間

調理のポイント:フードプロセッサーではんぺんをすり潰し、卵と合わせてザルでこす。

フライパンに生地を流し空気を抜き、弱火で蓋をして15分蒸し焼きに。 巻きすに乗せて形を決め、輪ゴムでとめて冷やす。

火加減がとても難しくフワフワの食感を出すのは至難の業。

 

初心者は失敗するかも・・・。手作りに不向きなおせち料理2選

「×」がついていて手作りに向いていない食材はこちらの2品です。

  • 海老のうま煮
  • ローストビーフ

どれも一から本格的に作るとなると費用も、手間も、時間もかかります。

材料費や手間をかけても失敗したら気分が落ち込んでしまいますよね。

この2品は上級者向けの食材なので、ぶっつけ本番ではなく、普段から作り慣れておくと良さそうですね。

 

海老のうま煮

材料:有頭エビ

調味料:しょうゆ、みりん、酒、だし汁

材料費:1,000~4,000円

所要時間目安:約30分

調理のポイント:エビはヒゲを短く切り、頭と尾の尖った部分を切りそろえてワタを抜く。

エビを「つ」の字になるように箸で押さえながら3分程度煮る。

エビのさばき方や茹で加減を誤ると不格好になって見栄えが悪いので注意。

 

ローストビーフ

材料:牛モモ肉

調味料:赤ワイン、しょうゆ、砂糖、肉の煮汁

材料費:1,000~5,000円

所要時間目安:約60分

調理のポイント:肉は室温に戻し、塩コショーをして全面をフライパンで焼く。

肉をラップで二重に巻き保存袋に入れ、お湯と一緒に炊飯器に入れ30分保温。

鍋に調味料を入れて煮立たせてから冷まし、肉を薄く切りソースをかける。

火加減が重要、中心部分に火を通しすぎないように心がけて。

 

おせち料理を手作りするメリット・デメリット

おせち料理を手作りするメリット・デメリットについて紹介します。

メリットが多いと感じるなら、ぜひ手作りしてみるといいですよね。

デメリットが多い場合でも、作る食材を選び直したり、品数を減らすなどして、無理のない範囲でチャレンジしてみるものいいかもしれませんね。

 

メリット

  • 買うよりも安くあがる
  • 作る食材や量を調整できる
  • 家族好みの味付けにできる
  • 食べ残しが減る
  • 添加物が含まれないので安心
  • 手作りしたという達成感がある
  • 家族に喜んでもらえる
  • 家族におせち料理の伝統を伝えることができる

やはり、すべて買い揃えるよりも安上がりで節約できるのは大きなメリットです。

何かと物入りな年末年始。クリスマスからの流れで財布の紐が緩みっぱなしの方も多いのでは?

少し手作り品を入れることで、年明けにカードの明細を見ても驚かずにすむかもしれませんね。

 

デメリット

  • 買い出しや下準備の手間がかかる
  • 失敗するリスクがある
  • 作りすぎて余らせてしまう
  • 複数の食材を一度に調理するのが大変
  • 忙しい時期なのに、調理に時間を取られてしまう
  • 重箱に見栄えよく詰めるのが難しい
  • お正月という特別感がなくなる

一方で、時間の限られた年の瀬に、あれこれ用意するのは手間であるのも事実。

無理せず余裕があればチャレンジするのも一つの方法ですよ。

 

予算を抑えて自作おせち料理を楽にする7つのコツ

せっかく手作りするのであれば、費用を抑えつつ気楽に作りたいですよね。

そのための7つのコツを紹介します。

 

1.買い物メモを用意する

どの食材がどれくらい必要なのか、きちんとメモやリストを用意しましょう。買い忘れや買いすぎを防ぐことができます。

また、買い出しと合わせておせち作りのスケジュールを決めておくと、無理なく計画的に進めることができます。

日持ちのする食材は早めに買い出して作り置きをしておくと、気持ちに余裕が生まれます。

 

2.家族の好みで献立を立てておく

おせち料理は縁起物ですから、それぞれの食材に意味があります。その意味を含めて手作りするのが理想的ですが、毎年どうしても残ってしまう食材ありませんか?

せっかく手作りするなら、よく食べてくれる食材を多めに、残りがちな食材を少なめに用意するとムダが省けます。

手作りでよくあるのが作りすぎてしまうという失敗です。バランスを考えて食べきれる量を作りましょう。

 

3.お皿や飾りで華やかにみせると◎

おせち料理と言うと重箱に入っているのが一般的ですね。でも、新しく重箱を買うのもコストがかかり、見栄えよく盛り付けるのも難しいもの。

家族で食べるおせち料理なら、お皿に盛り付けるという手もあります。

南天などの飾りを添えるだけでも華やかに見えますし、片付けや保存のことも考えると重箱にこだわらないというのもアリですね。

 

4.高級スーパーは行かない

もともとの値段設定が高めですから、材料を一式揃えようと思うと予算オーバーになりがちです。家族で食べるのであれば高級食材でなくても構いませんよね。

また、質の高いおせち料理の既製品を取り揃えているので、「手作りしよう!」というやる気がなくなってしまうことも?

 

5.日持ちする材料は事前に用意しておく

年末は食材が高騰します。保存のきくものは早めに買い出ししましょう。

乾燥している黒豆や昆布、冷凍品の海老や数の子、瓶詰めの栗の甘露煮などは早めに買って調理しても問題ありません。

鮮度が大事な肉や魚などは調理の前日に購入しましょう。

また、鍋やボウルなどの調理器具も見直しておくと安心ですね。

 

6.100均や業務スーパーなどで安く購入する

一年を通じて価格変動が少ない100均は強い味方です。

生鮮食品を取り扱うところもあるので、高騰している野菜や材料の補充ができますよね。

また、盛り付けに使う器や敷紙や祝箸なども手軽に揃えることができます。

業務スーパーでは、家族がたくさん食べる食材をまとめ買いしたり、いつも使う調味料を買い揃えてしまうのもいいでしょう。

 

7.大掃除は早めに済ませておく

ただでさえ忙しい年末におせち料理を手作りするのなら、時間の使い方はとても大事です。

年末に控えている大掃除とおせち料理作りを同時にやるのは難しい、いや、無理です。どちらも中途半端になったり、掃除で疲れて料理ができなかったり、そのせいで料理を失敗したり・・・。

そんなことにならないように大掃除を早めに終わらせて、料理に集中して手際よく終わらせたいものですね。

 

手作りおせち料理の注意点

こんなはずじゃなかった・・・!なんてことにならないように、2つの点に注意しましょう。

 

予算は事前に見積もりを

1つの食材にかける予算をあらかじめ決めておくと良いでしょう。気持ち高めの値段設定が必要かもしれません。

また、必要だからと言ってすべての材料を揃えたら予算オーバーなんてことも珍しくありません。大幅に予算を超える食材があれば、他の材料で代用したり、既製品に変更したり、材料を減らしたりする工夫も大切です。

あまりこだわりすぎず、楽しみながら臨機応変に作ってみましょう。

 

初心者は調理時間も考えて

おせち料理を初めてつくるという人は、ある程度まとまった時間を多めに確保しておいたほうがいいでしょう。

特に作り慣れない食材の場合、レシピを何度も確認したり、いつもと違う調理方法に戸惑ったりと、予定調理時間では終わらないこともあります。

洗い物や粗熱を取る工程なども考えて、しっかりと時間を確保できるタイミングで作るのがベストです。

 

おわりに

いかがでしたか? 今回はおせち料理を手作りするときの予算と、手作りに向いている食材について紹介しました。

はじめから全部一人で作ろうと意気込まずに、「私にも作れそう」と思ったものからチャレンジするのがおすすめ。

年々品数を増やしたり、質をあげたり、レベルアップも楽しめるかもしれません。

手作りのおせち料理を囲んで、ゆっくりとお正月を過ごしてほしいものです。

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