自分の身の回りのモノの数を減らしているミニマリストは、キッチンにあるモノも少ないです。
今回は、実際にミニマリストのキッチンを見ていきながら、キッチンにあるモノを減らすコツを学んでいきましょう。
もくじ
ミニマリストのキッチンをチェック
さっそく、ミニマリストのキッチンの様子をチェックしていきましょう!
ここまで、3人のミニマリストのキッチンを見てきましたが、どの人もキッチンにはなーんにもモノが出てない!
どうやら、あえてモノを外に出してオシャレ感を演出する「見せる収納」とは無縁のようですね。
次の項目では、どうやったらこんなキッチンになるのかを深堀りしていきます。
ミニマリスト的キッチンにする5つのコツ
ミニマリストのようなキッチンにするためのコツとして、以下の5つが挙げられます。
- 色や形を統一させる
- よく使うものだけをセットにする
- 床には何も置かない
- 収納スペースに余裕をもたせる
- 食器の数を減らし、サイズを統一する
1つずつ詳しくみていきながら、そのコツを実践するのに役立つアイテムもあわせて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
色や形を統一させる
キッチンに常備する調味料や雑貨などは、入れ物を移し替えて見た目の色や形を統一させると、途端にスッキリして見えます。
調味料
調味料は、下の投稿のように「フレッシュロック」というボトルに移し替えて収納する方法がおすすめです。
ボトルの中身は塩・こしょう・コンソメなど全然違うのに、同じボトルを使うだけで色や形に統一感が出て、整然とした印象になりますね♪
色や形に加えてサイズも同じものを使えば、より整理整頓しやすくなるでしょう。
キッチン下の収納
フレッシュロックのほかにも、見た目を統一させるのに役立つアイテムとして、「ファイルボックス」を使うのも効果的です。
たとえば、下のような感じでキッチン下の引き出し内を仕切るのに使えます。
ここで特に注目したいのは、お鍋やフライパンとフタです。
お鍋やフライパンは、縦に積み重ねてしまうことが多いですが、ファイルボックスを使って立てて収納すれば、取り出しやすくなりますし、「ボックスに入る分だけあればいい」という基準にもなりますよ♪
ゴミ袋やビニール袋などの袋類
さらに、ゴミ袋やビニール袋などの袋類を、キレイに収納するのに役立つのが「ゴミ袋収納ケース」です!
商品名には「ゴミ袋」とついていますが、下のような感じでさまざまな袋に使えます。
柔らかい袋類は整理整頓が意外と大変ですが、ケースに入れてしまえば立てられるのでスッキリします♪
この収納ケースには取り出し口がついているので、そこから新しい袋をスッと取り出すことも可能です。
よく使うものだけセットにする
はじめは料理道具や調味料をたくさん揃えたけれど、結局はよく使うものとそうでないものが出てきます。
「もう絶対に使わないな」というモノなら処分すれば良いですが、「たまに使うんだよな~」というモノは残しておきたいですよね。
そういう場合は、使用頻度が高いものだけをひとまとめにし、それ以外を引き出しに入れてしまいましょう。
そこで役立つのが「キャリーボックス」です。
Instagramでは、こんな感じでよく使う調味料をひとまとめにして使う人がいました。
このボックスには持ち手がついているので、持ち運びも楽にできます♪
ちなみにこのキャリーボックスは、メイク道具や文房具などの収納にも使われているので、興味があれば利用してみては?
床には何も置かない
これはキッチンに限らないことですが、床にモノを置くとそれだけでスッキリ感が失われますし、掃除の際にも邪魔になります。
キッチンの場合だとゴミ箱が外に出ていることが多いでしょうが、これも小さいサイズの箱に変えてシンク下の収納にしまってしまうのがおすすめです。
収納スペースに余裕をもたせる
キッチンに食器戸棚がある人は多いと思いますが、上手に収納すると、とてもスッキリした見た目になります。
ここで使うお役立ちグッズは「収納ラック」です。
どう使うかは、以下の投稿が参考になります。
食器を収納する際、ひたすら上に重ねるだけではギチギチした印象になりますし、そもそも取り出しにくい!
しかし、収納ラックを使って、棚の上の空きスペースを有効活用すれば、見た目はキレイになりますし、食器の出し入れもしやすくなりますね♪
食器の数を減らし、サイズを統一する
食器に関して言うと、本当に必要な数だけにしぼってサイズを統一すれば、スッキリ感が倍増します。
前項で挙げたInstagramの投稿を見ても、同じサイズ・同じ形態の食器だけを重ねているのがわかるでしょう。
こうすることで、より出し入れしやすく美しい食器棚になるのです。
ミニマリストのキッチンに不要な6つのアイテム
前項までは「どうやってスッキリ収納するか」ということを述べてきましたが、ミニマリスト的なキッチンを目指すなら不要なアイテムもあります。
ざっくり言えば
- 1つの機能しかない家電
- 掃除の邪魔になるモノ
- 場所を取るモノ
は手放すべきです。
ここでは、上記の条件にあてはまるモノを挙げていきます。
三角コーナー
三角コーナーは、調理で出る生ゴミなどを捨てるのに使いますが、雑菌が繁殖して強烈な匂いが発生します。
ゴミは、三角コーナーに放り込んで、ある程度溜まるまで放置するのではなく、出るたびに袋に入れて捨てるようにしましょう。
食器の水切りカゴ
食器の水切りカゴは、キッチンの中でもかなりの場所を取っているので、これを処分できればかなりキッチンはスッキリするでしょう。
カゴなしでも、ふきんや吸水マットを敷いてその上に洗った食器を置けば、ちゃんと水切りできますよ♪
ふきんやマットであれば、水切りが終わったら簡単にしまえるので、スッキリ感を維持しやすいです。
トースター
食パンやクッキーを焼くのにトースターを使う人も、多いのではないでしょうか。
ただ、フライパンやグリルでも同じようなことはできるので、必ずしも「トースターでないとダメ!」ということはありません。
そのように他のアイテムで代用可能なものは、手放してもあまり困ることはないでしょう。
やかん・電気ケトル
やかんや電気ケトルも前項のトースターと同様、他のアイテムで代用可能です。
水を沸かすだけなら、お鍋に水を入れて火にかければできてしまいます。
ポットなら保温機能もあるのでお鍋で代用は難しいですが、やかんやケトルはただ沸かすだけなので、なくても大丈夫でしょう。
ミキサー
「スムージー」などをお手軽に作れるのがミキサーの魅力なのですが、掃除はお手軽とはいきません。
中の細かな部品をバラして洗ったり拭いたりするのは、けっこう手間がかかります。
洗い物が苦じゃない人以外は、だんだんとミキサーを使わなくなっていくでしょう。
自分がそうなりそうと思った人は、そもそもミキサーを持たないようにするのがおすすめです。
キッチンマット
キッチンマットは、油ハネやこぼした調味料などから床をガードしてくれるのですが、意外と汚れています。
服やタオルのように頻繁に洗うものでもないので、汚れたまま何日か使い続けることになってしまうのです。
また、キッチンを掃除するときにマットはかなり邪魔になります。
そういう点を考えると、キッチンマットをなくし、床は汚れたらすぐに拭く習慣をつけた方が良いでしょう。
まとめ
ミニマリストのようなキッチンにするには、どれが必要でどれが不要なのかを見極める必要があります。
そして、必要だと判断したものも収納グッズを利用するなどして、できるだけ調理のとき以外は外に出さないのが鉄則です。
スッキリしたキッチンが完成すれば、テンションが上がるのは間違いなし!
少しずつキッチンを整理していきましょう。
この記事を書いた人

- 元気な引きこもりWebライター兼Web編集者。出版社に約10年勤めたものの、会社の環境が合わなくなり、ストレスで体を壊して退社。ただまぁ、せっかく身につけたスキルは活かしたいよなぁということで、フリーランスとして記事を書いたり校正したりと、なんやかんやで文章に関わる仕事をしてます!パソコンをカタカタしながら、お気に入りの音楽を聞き、お気に入りのコンビニスイーツ&フルーツを食べるのが至福のとき。