食費

投稿日:2020年1月9日 更新日:

家庭菜園で野菜を育てると食費の節約になる?始める前に費用と労力について考えよう

マッスー
ライター

マッスー

家庭菜園

はじめに

今、食費を抑える手段の1つとして、「家庭菜園」にチャレンジする人が増えてきています。

確かに、家庭菜園で野菜を育てて日々の食事に使えば、その分の食費は浮くでしょう。

ただ、家庭菜園で野菜を作ることが、本当に食費の節約につながるのか気になる人も多いはず。

この記事では、かかる費用や労力の面から家庭菜園を徹底分析していきます!

家庭菜園の種類

ひとくちに「家庭菜園」と言っても、育て方でざっくり分けると「水耕栽培」「土耕栽培」という2つがあります。

まずは、それぞれの栽培方法についてみていきましょう。

水耕栽培

水耕栽培

水耕栽培は、土を使わずに水と肥料で植物を育てる栽培方法です。

スポンジや軽石で植物全体が水に浸からないように浮かせ、根っこだけを肥料の入った水に浸します。

あとは、水やりをしたり、肥料の入った水を定期的に交換して衛生面を保ったりすればOKです。

また、日光は適度にあれば十分ですし、電気の光でも代用可能なので、室内で育てることができます。

必要なものが少ないことや手間があまりかからないことから、初心者向けの栽培方法と言えるでしょう。

水耕栽培に適した野菜として、以下のものが挙げられます。

  • 葉物野菜(リーフレタス・ほうれん草・ミツバなど)
  • ハーブ野菜(ルッコラ・パセリ・バジル・パクチーなど)

土耕栽培

土耕栽培

土耕栽培は、庭や畑などで土を使って植物を育てる栽培方法です。

家庭菜園と聞くと、多くの人はこちらの方法を思いかべるのではないでしょうか?

こちらは屋外での栽培となるので、ある程度まとまった広さの土地が必要です。

また、雑草を抜いたり土を耕したり肥料をまいたりという事前準備が必要不可欠で、天候や害虫などにも気をつけなければなりません。

このように、用意するものが多いことや手間がかかることから、どちらかというと上級者向けの栽培ですね。

ただ、土耕栽培ならほとんどの野菜が育てられますし、味も水耕栽培のものより濃いものができます。

初心者が土耕栽培する際におすすめの、育てるのに手間のかからない野菜として、以下のものが挙げられます。

  • 小松菜
  • さつまいも
  • ししとう
  • ミニトマト

家庭菜園でかかる費用

費用

土を使わずに水と肥料だけで育てる水耕栽培と、庭や畑で育てる土耕栽培の違いを理解したところで、実際にそれらを行ったときにかかる費用をみていきましょう。

水耕栽培の場合

費用

初心者が水耕栽培を始めるなら、必要なものを1つ1つ揃えるよりも、一式セットになっている「水耕栽培キット」を購入するのが間違いないでしょう。

最近の水耕栽培キットは大きさや機能性、デザインなどによってさまざまな種類があるので、自分の状況にピッタリのものを選ぶことができます。

その価格帯は数千円~数万円と幅広く、基本的には高価格になるほど大きくて多機能です。

予算と自分にとって必要なサイズ・機能を吟味して選ぶようにしましょう。

また、水耕栽培をするうえで考えておくべきなのが電気代です。

キットの中には、日光の代わりとなる専用ライトや根っこに浸らせる水の調整を自動でするポンプが付いているものがあるからです。

野菜を育てるためにキットを24時間動かし続けることになるので、ある程度まとまった額の電気代がかかる可能性があります。

土耕栽培の場合

費用

土耕栽培を始めるには、とにかく道具がいろいろ必要です。

ざっと挙げただけでも、以下のものが考えられます。

  • 除草剤・農薬
  • スコップ・すき・くわ・鎌・園芸用ばさみ
  • 苗・種
  • 堆肥・肥料
  • 支柱・ネット
  • 台車

これらのほとんどは100円ショップでも入手可能ですが、長く使うことを考えるとホームセンターで購入するのがおすすめです。

どれほどの広さの土地で土耕栽培をするかにもよりますが、これらをしっかり揃えると数万円はかかるでしょう。

ここまで、庭や畑を持っていることを前提として述べてきましたが、「うちには庭なんてないからなぁ…」という人もいるかと思います。

そういう場合には、畑のレンタルがおすすめです。

このシステムを利用すれば、自宅に庭がなくても土耕栽培にチャレンジできます。

畑のレンタルについては以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

畑を借りる相場はどれくらい?おすすめの畑レンタルサービス3選も紹介!

はじめに 自分で畑を借りて野菜を作りたい! こんな風に思ってる人って意外と多いんです。 新鮮な野菜が食べたい 農薬を使わ ...

家庭菜園に必要な労力

収穫

家庭菜園する上で費用の他に気になるのが、どれくらい労力(手間)がかかるのか、ということです。

水耕栽培と土耕栽培では作業の量や質がだいぶ異なるので、それぞれみていきましょう。

水耕栽培の場合

のんびり

水耕栽培にかかる労力は、ほぼ水と光の管理だけと言って良いでしょう。

具体的には、定期的に根っこに吸わせる水や肥料を取り替えたり、適度な日光が当たるように環境を整えたりすることです。

特に力仕事ではないので、それほど労力は必要ないでしょう。

さらに、ポンプや専用ライトが付いた水耕栽培キットを購入した場合は、そういった作業の回数が少なくて済んだり、そもそもする必要がなくなったりします。

あとは、基本的にほったらかしで問題ありません♪

水耕栽培は、初心者向けで手間のかからない育て方と言えるでしょう。

土耕栽培の場合

家庭菜園

土耕栽培の方は、事前準備から野菜を収穫するまでにやることが膨大にあります。

ざっくりまとめると、土耕栽培の手順は以下のとおりです。

step
1
土作り

step
2
種まき・育苗

step
3
植え付け

step
4
支柱やネット、雨よけなどの準備

step
5
追肥

step
6
土寄せ・除草

step
7
収穫

これらの作業以外にも毎日の水やりは欠かせませんし、天候や虫・鳥などへの対策も臨機応変に行わなければなりません。

こうして見ると、土耕栽培はかなりの労力がかかる育て方というのが分かります。

家庭菜園がおすすめな人の特徴

OK

結論から言うと、費用や労力の面から見た場合、初心者の行う家庭菜園はあまり食費の節約にはならないでしょう。

土耕栽培は言うまでもありませんが、比較的費用や労力を抑えられる水耕栽培であっても、かかった費用の元を取って食費を浮かせるまでには年単位の時間がかかります。

正直、それくらいならスーパーで普通に野菜を購入した方が良いです(笑)

ただ、「食費の節約」にはならなくても、家庭菜園にはさまざまな良い面があります。

特に、以下のような特徴を持つ人にとって、家庭菜園は立派な趣味や実益を兼ねたものになるでしょう。

  • 作業を楽しめる人
  • マメな人
  • 無農薬にこだわりたい人
  • すぐに結果を求めない人

作業を楽しめる人

女性

家庭菜園は、収穫するまでにさまざまな作業を行う必要があります。

水耕栽培なら水の入れ替えや日光の調整、土耕栽培なら土作りや除草など。

これらの作業は、会社でも仕事や家での家事では行わないことばかりです。

自分にとって未知な作業を楽しんで行える人は、食費の節約にならなくても、家庭菜園を続けていくことができるでしょう。

マメな人

栽培

野菜の栽培というのは、いつ何が起こるか分からないものです。

特に、天候や虫・鳥などに左右されることの多い土耕栽培の場合は、毎日のチェックが欠かせません。

また、雨風が強くなる時期に野菜を守るための屋根を作ったり、虫が大量発生したらそれに合わせた農薬をまいたりと、マメな対応が必要になってきます。

そうしたことができないようなら、家庭菜園で野菜をきちんと育てるのは難しいでしょう。

無農薬にこだわりたい人

農薬

スーパーで販売されている完全無農薬野菜というのは、それほど多くはないうえにお高めです。

「無農薬野菜って高いから買うのは躊躇するけど、農薬を使っているものはできれば食べたくない」と考えている人は、家庭菜園で無農薬野菜の栽培にチャレンジしてみても良いでしょう。

ただし、プロの農家さんでも完全無農薬で野菜を育てるのに相当な苦労をしているので、初心者が収穫までこぎつける確率はかなり低いですが…

すぐに結果を求めない人

猫

野菜は種付けや苗の植え付けをしてから収穫までに、月単位の時間がかかります。

水耕栽培ならもう少し早めに収穫できるものもありますが、どちらにしても、今日明日で成果がでるものではありません。

さらに言うなら、確実に野菜が収穫できる保証もないです。

それに対してイライラしてしまうようなせっかちさんは、家庭菜園をやるより、素直にスーパーで野菜を購入するのをおすすめします。

毎日少しずつ起こる変化を楽しみ、のんびり育つのを待てる人なら、家庭菜園をストレスなく続けていけるでしょう。

まとめ

まとめ

この記事で解説した内容のポイントは以下の通りです。

  • 野菜の育て方には水耕栽培と土耕栽培の2つがある
  • 初心者向けなのは水耕栽培
  • 家庭菜園で食費の節約をするのはあまり現実的でない
  • 食費の節約にならなくても、家庭菜園をするメリットはある

食費を節約するために家庭菜園をするのは、費用や労力の面から見るとおすすめできません。

それでも、野菜を育てること自体を楽しみたい人や、無農薬にこだわりたい人など、節約を気にしない人にとっては、家庭菜園をする価値は十分あるでしょう。

この記事を書いた人

マッスー
マッスー
元気な引きこもりWebライター兼Web編集者。出版社に約10年勤めたものの、会社の環境が合わなくなり、ストレスで体を壊して退社。ただまぁ、せっかく身につけたスキルは活かしたいよなぁということで、フリーランスとして記事を書いたり校正したりと、なんやかんやで文章に関わる仕事をしてます!パソコンをカタカタしながら、お気に入りの音楽を聞き、お気に入りのコンビニスイーツ&フルーツを食べるのが至福のとき。

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