コラム

投稿日:2019年12月26日 更新日:

メリットもあるけどデメリットも!軽自動車ってどんなクルマ?

織田 孟徳
ライター

織田 孟徳

はじめに

小さい車といえば、黄色いナンバーの軽自動車を思い浮かべる人が多いと思います。

軽自動車は日本独自の規格として生まれ、成長してきました。

小さいクルマならではの特徴が多くあります。

独自の規格のため、メリットも多いですがデメリットもある軽自動車。

そんな軽自動車の特徴を具体的に説明していきたいと思います。

軽自動車ってどんなクルマ?

黄色いナンバーが特徴の軽自動車。

クルマの大きさやエンジンの排気量が以下のように決められています。

長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さが2m以下となっています。

エンジンの排気量は660cc以下とされています。

 

従来からあるハッチバックタイプに加えて、トールワゴンタイプやハイルーフのものなど、バリエーションが特に増えてきた軽自動車

そんな軽自動車について、ここからはメリット、デメリット両方の側面から、その特徴を紹介していきます。

軽自動車の特徴(メリット)

同じ自動車ですが、白いナンバーの、いわゆる普通車よりも小さいです。

それによって、普通車とは異なる特徴があります。

ここでは、小さいことによるメリットを紹介します。

維持費が安い

税金や保険料をはじめとした維持費が、普通車と比べて格段に安いのが軽自動車の特徴といえます。

自動車を購入した後も様々な経費がかかりますが、排気量1000ccのコンパクトカーと比べても、圧倒的に軽自動車の方がかかりません

車検費用や点検・整備の費用についても、普通車よりも軽自動車の料金が安く設定される場合が多くなっています。

後で述べるように、燃費もいいのが軽自動車。

燃費がよければ、もちろんかかるガソリン代も安くすみますね。

車庫証明がいらない

もちろん、保管場所がいらないということではありませんが、普通車のように面倒な車庫証明の手続きは不要で、手続きの手間を省くことができます。

ただし、都市部の一部では、普通車同様に車庫証明の手続きが必要なので、注意が必要です。

燃費がいい

最近では、ハイブリッドカーをはじめとして、普通車でも燃費のいいクルマが増えてきていますが、もともと重さが軽い軽自動車は、燃費にとっては有利です。

加えて、メーカーのたゆまぬ努力により、最近の軽自動車はさらに燃費が向上しています。

軽自動車ながら簡易なシステムのハイブリッドを導入しているクルマも!

運転がしやすい

長さや幅が、登録車と比べて小さいので、免許取り立ての人やいわゆるサンデードライバーなど、運転が不慣れな人でも運転しやすいのが特徴です。

特に幅が狭いので、狭い道ですれ違う場合には楽に通行することができます。

室内が広い

縦横の長さが決まっている軽自動車。

でも、高さは2m以下と、ある程度の寸法が認められています。

以前は室内が広いとはいえなかった軽自動車ですが、平成に入った頃から、室内空間を縦に伸ばした、いわゆるトールタイプも出てきています。

こういうタイプのクルマは、軽自動車とは思えないほど広いスペースを有し、3人家族くらいまでなら十分快適にドライブをすることができます。

軽自動車のデメリット

前項で述べたように、普通車よりも小さいのが特徴である軽自動車。

メリットも多い反面、その小ささがデメリットになる場合もあります。

どんな点がデメリットになるのか、詳細を見ていきましょう。

あおり運転の対象としてあおられやすい

昔の軽自動車は、普通車と比べ、走る性能がどうしても劣っていたため、走行速度に差がありました。

現在では普通車にも遜色のない走りをしてくれるのですが、まだ「軽自動車は遅い」というイメージを持つ人もいます。

そのため、高速道路などで、いわゆる「あおり運転」をされやすい特徴があるのが残念なところです。

軽自動車でも普通車と変わらず走れるのですから、軽だからと軽視せず、運転マナーを守って走行したいものです。

道路交通法の改正で、あおり運転には厳罰が科せられるようになったので、今後はこのデメリットがなくなることを期待したいです。

横風にゆられやすい

前述したように、室内スペースを広げるために全高を高くする傾向にある最近の自動車。

横風を受ける断面積が増えるので、どうしても横風の影響を受けやすくなります。

また普通車と比較すると、高さに対して幅が狭い傾向にあるので、風を受けたときの走行安定性に影響しています。

乗車定員が少ない

普通車は、乗車定員が5人のものが多いです。

最近のミニバンやSUVなどは、乗車定員が6人、7人と多人数乗車できるものも。

軽自動車の場合、定員が4人までと定められているので、そこはデメリットです。

ただし、普段は12人でしか乗らないという人にとっては、あまり気にならない点ということもできます。

横幅の狭さによる室内空間の狭さ

車内空間が広くなってきている軽自動車ですが、寸法に上限があります。

メーカーの工夫により、前後方向はとても広くなりました。

しかし横幅は、二人並んで乗車するにはギリギリといっていいでしょう。

幅の制限がない普通車よりは、横方向について、どうしても閉塞感が出てしまいます。

排気量が限られている

今市販されている登録車は、小さいものでも1000cc。大きいものだと数千ccにもなります。

それに対して軽自動車は660ccしかありません。

いくら性能が上がっているとはいえ、いざという時の性能差は否めません。

トルクという性能が絶対的に違うので、いわゆる加速感は普通車にはかないません。

しかし、様々な設計上の工夫で対応しているので、高速道路で急加速するなど、よほどのことがなければ、この差はあまり気にはなりません。

衝突安全性が低い

軽自動車は、その構造上の特性により、普通車や大型車と比べると、どうしても衝突安全性は低くなってしまいます。

特に横と後ろからの衝突は、クルマの作りや規格などにより弱いと言わざるを得ません。

もっとも最近では、骨格の素材に補強を入れる、衝突時のクラッシャブルゾーンをつくるなどの対応をとっています。

そのことにより、衝突時も乗っている人の安全を確保する工夫がなされ、以前よりは格段に安全性も向上しています。

エンジン音が大きく、意外とうるさい

上の項目で述べた加速感を補うために、軽自動車は比較的エンジンの高い回転域を多用します。

そのため、どうしても走行音は大きくなりがち。

普通車、特に大きな3ナンバーのクルマと比べると、遮音材の使用量も違うので、外の騒音も車内に入りやすいです。

しかし軽自動車であっても、ターボ車に関しては比較的低回転でパワーが出るので、通常のノンターボ車よりも概して静かに走行できます。

装備としてもターボ車の方が多い傾向にあり、遮音材の量がノンターボよりも多い車種もあります。

燃料タンクが小さい

長距離を運転する場合に気になるのが、1回の給油でどれだけの距離を走れるかというところ。

普通車の燃料タンクは、最低でも40L以上、大きいクルマになると780L以上のものもあります。

一方軽自動車の場合、30L前後の容量しかもたないものがほとんどです。

このため、燃費がいい軽自動車とはいえ、1回の給油で走れる走行距離は、普通車と比べるとどうしても短くなってしまいます。

これは、比較的近所しか走らない人にとっては、あまり気にならない点かもしれませんね。

「普通のクルマ」を持つのと何が違うの?

軽自動車を保有することについて、どのような点を考えればいいか、

様々な面で「比較」することで考えてみたいと思います。

軽自動車を買おうと思うときに考えたいこと

ここまで、軽自動車のメリットやデメリットを紹介してきました。

それを踏まえた上で、軽自動車の購入を考えた人もいると思います。

新車にするか中古車にするか、また購入のほかに軽自動車を使用する方法はどんなものがあるか、少しふれてみたいと思います。

新車と中古車、どっちがお得?

新車は値段が高いから、中古車で購入しようかな、と考える人も決して少なくありません。

ただし軽自動車の場合、中古車はあまりおすすめできません。

同じ年式でも、普通車と比べて値段が高く、割安感に欠けるというのがその理由です。

欲しい車種がもう新車では買えないなど、特別な事情がない場合、車種にこだわりがない場合は、新車を買って気持ちよく乗る方がいいかもしれません。

逆に言えば、値段が高いということは、それだけ需要が高いということ。

新車を買って比較的短期間で乗り換える人にとってはメリットといえるでしょう。

カーシェアって何?買うのと何が違う?

軽自動車といっても、最近のものは普通車と変わらない、場合によってはそれよりも豪華な装備のものが増えてきています。

そうなると必然的に費用もかかってきます。

そんなとき考えてみたいのがカーシェア。

所有する喜びは得られませんが、低額でクルマを使用することができます

都市部であればそのお得さや便利さがますます目立ちます。

場合によっては、カーシェアの導入を考えてみてもいいかもしれません。

どんな人に軽自動車は向いている?

ここまで述べてきた軽自動車について。

では、どんな人にとって特におすすめなのでしょうか?

 単身者や世帯人数が少ない人

多人数乗車には向きませんが、1人~2人なら、十分に快適な軽自動車。

こういった人は、軽自動車のメリットを最大限に享受できるのでおすすめです。

運転がそれほど得意ではない人

車体が小さく、車両感覚もつかみやすいので、運転があまり得意でないという人にも運転しやすいのが軽自動車です。

小さい軽自動車でクルマの運転を練習するのもいいかも。

少しでも安くクルマに乗りたい人

登録車と比べて維持費が圧倒的に安く、燃費もいい軽自動車。

安くクルマに乗りたい人にはうってつけのクルマといえるでしょう。

チョイ乗りでクルマを使うことが多い人

小回りがきいて狭い道でもスイスイ乗れる軽自動車。

ちょっとした日常のアシとして使うには最適です。

まとめ

軽自動車の特徴を、メリット・デメリットをまじえて紹介してきました。

漠然と軽自動車のことを考えていた人も、その特徴が見えてきたのではないでしょうか。

 

ここまで著者は、軽自動車ユーザーの観点で特徴を述べてきました。

個人的には、圧倒的な経済性とその特徴を十二分に活かした商品特性で、クルマを買うなら軽自動車をおすすめします。

デメリットとして挙げた点も、メーカーの努力で気にならなくなったものや、使い方によってはデメリットにならないものもたくさんあります。

軽自動車が気になってきた人は、今度の休日、ディーラーに出かけて試乗してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

織田 孟徳
織田 孟徳
多趣味なプライベートで、その時々でいろいろなことに興味を持ちます。飽きっぽいと言われるかもしれませんが、いったんハマると泥沼のように深いところまで追求します。自分なりにこだわった記事を、わかりやすい言葉で書いていきます。

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